May



5月1日(土) 晴れ
ゴールデンウィークともなれば遠方からスクールを受講しにくる方が増えます。なんと、今日は福岡県から車で来られました。金城さんと成富さんの二人です。お二人はウェイクの経験は数回と、まだまだ浅いのですが、初めが肝心と言ってシーズクラブのマスターコースでミッチリと基礎を養おうと言う意気込みで二日間の合宿で来られました。課題は基本姿勢とスラロームです。出来れば帰る頃には1wakeを飛びたい、そうです。このレベルでしっかりと基礎を覚えることはとても重要で、お二人が上達の近道にマスターコースを受講されるのは今後のことを考えると賢い選択ですね。今まで1万人以上のウェイクボーダーを見てきましたが、この基礎がしっかりとしている人ほど回り道をせずに短い期間で上達されています。逆に、ボードコントロールなどの基礎が我流ですとエアーやグラブ、インバートとレベルが上がるにつれて、その障害が出てきてなかなか身に付かない人が多いのが現状です。皆さん、ボードコントロールはしっかりできてますか?そして今日は土曜日の"いつもの顔"岡田さんが遂にTSロールトゥリバートを初メイクしました。おめでとうございます。他の土曜日メンバーも頑張って下さいね。

5月2日(日) 曇り

今日はゴールデンウィークの真只中ともあり遠方からのスクール生も沢山来られボート早朝から3艇フル回転で琵琶湖を走り回っていました。僕が担当した石川から合宿中の野崎夫婦も遠方からの1組であり、午前中はその2人と松村さんと山岸先生でのトーイングとなりました。山岸先生は明日の大会に備えての最終調整で本番さながらのライディングでボートに乗っている3人はその姿を見てそれぞれ共通の課題TSのアプローチを勉強していました。先生がライディングを終えてからもそのことで僕を含め5人でどうしたら飛べるのかということを熱く語り合うこととなりました。とくに野崎(夫)のまさは熱く明日が合宿最終日ということもあるのでトーイング終了後ビデオでとった映像をもとにどうすればいいかということを勉強会といった感じで語り合っていると気付けば1時間以上たつほど話に夢中になってしましました。僕は初めて2人と長時間話をするということもあり話がたびたびそれてしまったのですがその中でビックリしたことが2人とも僕よりも年上だったことです。しかも、2人は僕のことを年上と思われていたこともこれまたショックでした。そんな感じでコミュニケーションルームでの激論会になってしまったのですがよりレベルアップのために手助けできればと思っているので帰る時間を急がなければこういったことは僕もできますので呼び止めてくださいね。みなさん、それではトーイング終了後はコミュニケーションルームに集合!!


5月3日(月) 晴れ時々曇り

今日から関西ブロック戦、プロツアー第一戦、アマチュアシリーズ戦が兵庫県の芦屋浜で開催されました。シーズクラブからは15人以上の参加者で、関西のSHOPでは一番だそうです。この日を目指して頑張っている人、みんなの健闘を祈ります。結果は後日発表です。そして、今日までの3日間をウェイク合宿にしていた野崎夫婦(海パンまさ&波姫)。当初は一泊二日の予定でしたが、大会情報を聞きつけて初日は予約していた宿に宿泊し、2日目は鵜野さんの好意で鵜野宅(豪邸だったby野崎夫妻談)にお邪魔したそうです。この3日間で少し我流が復活気味でしたが、軌道修正に成功し、イカしたグラブが出来てきたりTSエアーがグングンよくなり納得のいく成果が得られたようです。野崎夫妻に負けじと夏山君・平山君の若手夏平コンビも2〜5日の4日間を毎日ウェイク三昧です。その気合が通じたのかなんと!夏山君が2wake360を初メイク。ハンドルの引き付けだけを意識して1wakeで練習していたのですが、5回目くらいにあっさりと2wakeで出来ました。おめでとう。また、今日は福岡から森さんという女性がスクールに来られました。先日の福岡のお二人と同様、キャリアは浅いのですが、基本をミッチリと身に付けるためにシーズクラブを選らんだそうです。


5月4日(火) 雨

せっかくの長期連休というのに今日はあいにくの雨、本当困ったもんです。雨の影響で予約を頂いていたスクール生にもキャンセルなどの不安がよぎりましたが心配とは裏腹にみなさん来て頂きぞんぶんにウェイクを楽しんでいました。時には強烈な雨や風を全身に浴びるという場面もありましたが今日1日終始ゲレンデ状態が良かったためにジェットの会員でもある築田さんはトーイング終了後も今年から本格的にのめりこんでいる里さんや堀さんと1日琵琶湖の上で過ごしていました。そして、なによりも今日1日の中でがんばっていた前田さん、竹之内さん、松山さんの女性3人組のウェイクデビューはみんな興奮しすぎというくらいすさまじかったです。3人中2人は何度か経験があるためスタートはバッチリで全くの未経験の竹之内さんも1セット目にはスタートを成功させ2本目ともなると8分以上のロングランをやってのけるほどでした。経験が1番豊富な松山さんは2人の不安を取り除かせようとアドバイスやライディングによって手助けしてくれたこともあり、スタートを成功させこれからランディングに向かう時に不安定となって「キャー」と叫んでいた2人も終盤ともなると笑顔が零れ落ちるくらいの表情で滑るほどにもなりました。ボート上で松山さんが「絶対にハマる。」という言葉を何度も言っていたのが2人も体感できたようで3人をみていると今年はウェイクに懸けるじゃないかというテンションさながらでした。これからデビューを計画しているみなさん水温も外気温も上がってきましたし良い時期になってきましたよ。シーズには種類豊富なウェットスーツがありますので雨でも心配しないでくださいね。「どうせ濡れるんだから。」という感じで天気に関係なく挑戦まってまーす。


55日(水) 晴れ

今日はゴールデンウィークの最終日です。西宮で行われていた大会も無事、終了したようです。また、昨日は大雨でしたが今日はうって変わって快晴で、朝から面も良く最終日にかけているウェイクボーダーの意気込みに応えてくれているかのようでした。多くの人がプラスワンや、はたまたプラス2と連休を惜しむかのようにたくさん滑っています。中でもゴールデンウィークは町内会の祭りやら家の用事やらで夕方に顔を出してくれていた鵜野さんが頑張りました。20分のフリートーイングをなんと4本です。これで終了かと思いきや、なんと峠プロのウェイクスケートが始まりました。足を痛めている鍛冶さんが2本目にスケートをして、その流れで峠プロの出番です。これを見た鵜野さんもいつものウェイクサーフィンをキャンセルしてスケートに挑戦。結局1時間40分も滑った計算です。恐るべし体力!他にも石原君、岡田さん、夏山君、平山君らもプラスワン。そして、バックロールを猛練習中の中田さんが「決まるまでは帰れない」覚悟で4本。結局かなり惜しいところまで出来ているのですが、ハンドルに嫌われているらしく、手が離れてしまいます。「中田さん、もぅこれは新しいハンドルを買うしかないですね。」


5月6日(木) 晴れ

長かった今年のゴールデンウィークも終わり今日はチョット一息つくことができました。そして、スクールの合間をぬいながら峠プロと僕の2人はここ数日滑れなかった鬱憤をはらすかのように琵琶湖へとはいっていました。ゴールデンウェイークの後半は天気が崩れて肌寒い感じはありましたが今日はじっとしていれば汗をかくほどで何よりも水の冷たさによる心地良さがなんともいえませんでした。今日は終始良い天気に恵まれたこともありスクールも順調に進んでいき合間には4月中旬に行なわれたオブライエンサポートライダー選考会での合格者の一人滝脇さんがボードとビンディングの試乗にこられました。自分の気になるギアを2パターンテストしボードはプレイヤー133、ビンディングはイオン(グリーン)に決定しました。滝脇さんは今回ビンディングの選択にも悩んでいたようで昨年のイオン(レッド)はハード過ぎてタイプ的に苦手といていたのですが今年レッドと並行してだされたグリーンはラバーが柔らかくなっておりハードさの中にもソフトさがあり今まで使用していたリキッドフォースのアルファーブーツよりも合っているという感想でした。ボード選びも大切なことですがビンディング選びもまた大切ですよね。現在もシーズにはサンプルビンディングが数多く用意しております。もちろん、今日のダイアリーでも紹介しているイオン(グリーン)Mサイズもいつでも使用できますのでお悩みのみなさんドンドン試してみてください。

 
   ちょっと待ってね

 
   ちょっと待ってね


59日(日) 雨のち曇り

天気予報通り、朝から大雨です。そんな天気にも関わらず、日曜ということでたくさんの予約をもらっています。もちろん今日も早朝からのスタートです。トップバッターの鵜野さん、平山君がキッチリと着替えて準備万端です。しかし、大雨。普通ならテンションが下がり気分が滅入る状況ですが、目の前に広がる恐ろしいまでのベタ面にやる気満々で二人とも20分を2本、プラス鵜野さんはウェイクサーフィンです。平山君はT/S360に初トライ、鵜野さんはウェイクスケートにもチャレンジして、なんとレイリーの練習と「雨ニモ負ケズ」見事なウェイクっぷりでした。そして最近、築田さんとよく一緒に来るようになった堀さん&里さんのカップルが遂にマイボードをGETしました。堀さんは小柄な女性でウェイク歴5回。よって予算と相談してH/Lのベルモント131L/Fアルファサクションに決定!里さんは築田さんのバドアスのボードを譲り受け、ブーツをH/LERAブーツに決定。これから夏に向けてますますやる気全快で頑張るそうです。応援しますよ、堀さん、里さん。


5月10日(月) 雨

沖縄では早くも梅雨入り宣言され、その影響を受けてか昨日から引き続き雨模様となりました。雨ということもあり午前中の僕はといえばショップの接客業務に没頭することとなりました。その中には消防士の正木君と彼女の室伏さんが一緒にきてくれ夏に向けてサーフパンツをお互いに選びに来てくれました。正木君がシーズに着てくれたのはほぼ半年振りくらいでウェイク自体も全然できないようでストレスがかなり溜まっていると嘆いていました。でも、ウェイクへの気持ちは薄れることはないようで選んだサーフパンツは最終的にSPLIT、室伏さんとカラー違いではありますがペア!!まだまだ忙しくて来ることが難しいようですが2人で夏には今日購入してくれたサーフパンツで遊びに着てくれると約束してくれました。ショップの方へは夏物アイテムがこれからドンドン入ってきますのでウェイクやるやらないに関わらずチェックしてくださいね。さて、スクールの方でもこれまた約半年振りくらいに来てくれた森脇さんと最近メキメキ上達してきた平山君が乗り合わせることとなり意気投合となりました。森脇さんは先日膝を痛めたようで途中で中断となりましたが怪我をおしてクロモブなどの難易度の高いトリックを挑戦している姿を見た平山君はかなりの刺激を受けていました。そして、平山君も挑戦中のHS360メイクか!?と思わせる場面もあり森脇さんと僕も「あぁぁぁー。」と声をハモらせてしまいした。その後2人は「今度また一緒にすべろうよ。」と約束しあったようでいつになるかは未定ですがお互いのレベルアップした状態でのセッションの時にはまた担当させてもらいたいものです。今日は僕にとってもいろんな出会いがあって良い1日でした。

5月11日(火) 晴れ

久しぶりの晴れ間、太陽がやっと顔を出してくれ気持ちの良い1日であり、その効果か日中は絶え間なくボートは琵琶湖を走っていました。僕が担当した永井さん、多久島さんは今シーズンシーズ初デビュー。色々と話をしていたところ多久島さんはウェイク経験1年でありながら芦屋浜大会に参戦し、今年の目標として残り2戦ある関西ブロック戦全部の出場を掲げていました。2人ともいつもは自分達のトーイングボートでのトーイングがメインのため何処をどうすれば良いのかわからないといった感じでそれぞれ悩みを持っていて陸トレなどをはさむことによって個々のイメージが膨らんできたようでトーイングを終えた後には「次はまたお願いします。」と意気揚々と戻られていきました。そして午後からははるばる東京、静岡から大関さんと植田さんがマスタープロコースを受講するためにこられました。2人は峠プロが担当し陸トレそしてデモライディングから課題トリックのイメージを作り出していました。今日の全体のスクールを通してやはりイメージというものが大事だということがあらためて思い知りました。イメージなくしてのレベルアップは遠回りをしがちとなりますのでささいな疑問でもインストラクターに聞いてくださいね。みなさんのレベルアップそしてイメージアップのために僕達もサポートに努めさせて頂きま〜す。

5月12日(水) 晴れ後曇り

天気予報では台風1号を観測したとの報告がありましたが1号なんて記憶の間違いじゃなければ初めて予報での映像を目の辺りしたのでビックリです。今回は影響がなく終わりそうなのですがこれから頭を悩ませることともなろうかと思うとゾッとしますよね。みなさんも今年は台風の直撃をしないよう願ってくださいね。さて関西ブロック戦芦屋浜大会が終わり、第2戦目となる和歌山大会まで残すところ1ヶ月をきったこともあり大会参戦メンバーも少しの休息を経て気分一新して練習に奮闘しています。そして、その大会メンバーに負けず頑張っていたのが新田さん。ゴールデンウィークは四国まで行きスキューバーダイビング三昧で僕達に負けず劣らず肌の色はこんがりと良い色をして帰ってこられました。僕もスキューバのライセンスを持っているので話をきいていると新田さんはガイドができるクラスのライセンスを取得していて色々な海の状況を教えてくれ久しぶりに僕も海に行きたくなってきました。まあ、そんな余談はいいとして3月末から本格的にはじめてから当初の目的だった15分間滑りきること、そのためのフォーム&ボードコントロールも良くなってきて1WAKE AIRを飛べるようにもなってきました。たまに目を瞑りたくなるようなフォールもありますがそこは三児の父親歯をくいしばって痛みに耐え更なるレベルアップを目指し頑張っています。夏になったらお子さんもデビューするかもとのことなのでファミリーウェイクボーダーがまた1組増えるかもしれないと思うとたのしみです。昨年もかなりのチビッコライダーが誕生しましたのでこのダイアリーを見てお子さんをデビューさせたいと思ったみなさんBBSや電話でまず相談下さい。ちなみに去年の最年少は4歳児です。

5月13日(木) 雨

なにやら梅雨前線に似たようなものが日本を通過しようとしていますね。おかげで今日は1日中雨でした。しかし、どうせ水の中に入るし多少の視界の悪さはお構いなしということで予約をしたスクール生のみんなはキャンセルすることなく来てくれました。昨日も来られていた山岸さんは今日はいつになく調子が良く引っ張っていた僕自身もその調子の良さにはかなり嬉しかったです。何故かというと愛称と申しましょうか僕が引っ張るとメイク率が極端に落ちるトリックがあり、それがストレスを感じさせていたようで滑る前からその話題がでていたので本当なによりです。そして今日誰よりも1番調子のよかったのはその後に来られた平山君でなんとHS360を初メイク!!そして、初メイクから立て続けに3回メイクし感極まっていました。引っ張っていた僕自身も拳を振り上げアクセルを握っている手を長時間放してしまいそうなほど興奮してしまいました。雨、そして薄っすらとかかった霧という条件ではありましたが今週3日目でもあり冬に頑張ってきた成果が実り平山君も僕もそれが証明できたことがなによりも嬉しかったです。すると初メイク姿をビーチから見ていた山岸さんは刺激を受けHS360をメイク宣言!それを聞いた僕もその発言にはビックリさせられてしまいましたが年代に関係なく競いあえるというのは良いことですね。さあ、今度は誰が初メイクリストに名を刻むのでしょうかみなさんコンテナルームは要チェックですよ。最近は動きが活発となってきましたから。

5月14日(金) 曇り

5月ももう折り返し地点となりましたね。なにやら大気の状態が不安定な日々が続いているので琵琶湖の水位がグングン増え続けていてショップ前のビーチが次第に小さくなっています。早く4月下旬ころの陽気の続いた日々になってほしいものですよね。今日のスクールでは北山さん、国島さん、小端さんの3人を担当していたゲレンデでこの時期の名物ともいえる出来事が行なわれ僕達もかなり驚かされました。3人が揃ってセッションするのは久しくなかったこともありテンションが高まりドンドントリックを打ち続けたところビーチでバーべキュウをしているみなさんがその光景を見てライダーが通り過ぎるたびに歓声を送ってくれました。特に小端さんが通り過ぎる時には「えっ!?」と驚かされるような感じで声援を送られ、小端さんもそのポイントではタントラムや得意トリックを披露したりと最後には投げキッスまでされて声援にこたえていました。この時期、学生の野外学習や一般のみなさんがビーチに集まってくる為ビーチサイドまで近くによれることができるゲレンデではそれが楽しみです。もし、チャンスがあったらみなさんも得意トリックを披露してみてください大会でも感じられないような反響が返ってくることもありますし、かなりの満足感が得られると思います。また複数できたときにはその声援の大きさなどを競うこともある意味面白ですよ。このチャンスは今しかないので我こそはと思うライダーのみなさん是非機会に恵まれましたら挑戦してみてください。

515日(土)  曇り

朝から南東の風が強い日でした。加えて、連日の雨で水位も上がっているのでビーチ中ほどにまで波が押し寄せてきます。同時に砂も運ばれて、浜がまた広くなりました。こう考えるとたまには南東の風も嬉しくなります。押し寄せる波で松村ファミリーのちびっ子4人が砂&水遊びで楽しそうです。スクールの方は移動でしたが移動先は信じられないくらいに落ち着いていて、風波が立っている程度でご機嫌なベタ面です。ボート2台体勢で段取り良く、ベストコンディションをシェアしてライディング出来ました。松村母ちゃんは砂遊びが効いたのか1本目は調子が悪く、普段は気軽に飛べている2wakeも満足に出来ないほどになっていました。1本目のライディングが終了して上がってくると、悔しさ溢れる表情で練習が空いたことを嘆いていました。と言うのも、GW期間中は週3回のペースで練習できていたのが、前の日曜日から今日の土曜日までぽっかりと空いてしまい、感覚の記憶が激しかったようです。やはり最短で上達するには、間を空けずに練習することが効果的ですが、仕事や家庭の事情のある人は仕方ないでしょう。その分、ビデオや本を使ってイメトレに励んで下さい。へこむな!母ちゃん。

516日 (日) 雨

今日も雨でした。先週の日曜日も雨です。2週続けて日曜日が雨ですと、この日にしか来られないお客さんが気の毒です。しかし、朝からずっと雨だというのに今日も朝早くからボートを走らせ、フル回転で走っていました。鵜野さん、中田さん、松村かあちゃんとお馴染みのメンバーでスタートして、今日は石川から野崎夫婦が来てくれています。野崎夫婦は遠いので月1〜2回のペースでシーズクラブを訪れ、レベルチェックをしてもらい次の課題を持って地元の帰ります。今日の二人はT/Sの2wakeでした。これは誰もが当る壁ですぐに上達するにはなかなか手ごわい相手です。しかし二人とも正面からのエッジングにひるまないように頑張っていました。次に来られる時はきっと達成できるでしょう。そして今日は久しぶりに上野さんが来てくれました。負傷した足はもうすぐ治るようで、ライディングは我慢・我慢でした。二人のお客さんと一緒に3人でボートに乗り込み、もうすぐ再開するウェイクのためのイメトレをしているようでした。


5月17日 (月) 雨のち曇り

朝からの雨があがると、昼からビックリのお客さんの訪問です。その名は小原さん。彼女はウェイク歴は1年そこそこと浅いのですが、強烈なガッツの持ち主です。と言うのも広島県から単身、琵琶湖に乗り込んできたのです。広島で勤めていた仕事を辞め、少しでも早くウェイクが上達したいがために、志賀町に家を借りて引っ越してきたそうです。その引越しが4日ほど前に終了し少し落ち着いたので早速、来店されたというところです。シーズクラブならレディースプロも多く、峠プロのもとしっかりとしたレクチャーが受けられるだろうと考え、上達を目指すならココと決めていたようです。あいにく、ボードなどの用具は持って来てないようでしたが、家が近いので「それならば!」とその日のうちに彼女が滑れるように段取りをつけました。しばらくして彼女が再来店して菅生君とともにボートに乗り込み琵琶湖を初体験しました。


5月18日(火) 曇り

台風2号が日本に接近中ということですっきりしない日々が続いていますね。予報では直撃の恐れがあるということで本当頭の痛い話であります。さて、スクールでは今年もNOVAの先生たちが来てくれました。予約の電話を受けた時、カタコトの日本語だったので「えっ!!外人さん。」と僕の中で緊張感が走ったのですがお互いなれない日本語と英語で言いたいことを伝え合い今日に至ることとなりました。今回はロス、エレナ、サイモン、エリックの4人で来たのですがエリックは膝を怪我していた為今回はカメラマンとしてボートに乗り込みました。3人のトーイングがスタートしていきみんな久しぶりのウェイクを心行くまでエンジョイしていて、中でもサイモンは初めてのウェイクとなりましたがスノーボードの経験者でもあるため3回目で水上をスイスイすべりボート上を盛り上げてくれました。4人が使う褒め言葉「GOOD JOB.」僕もサイモンが立ち上がって滑ったときはたまらず使ってしまいました。今日は撮影で来られていた寺崎プロも「コミュニケーションをとってくるわ。」と言って4人に積極的に声をかけていました。昨年も思っていたのですがNOVAの先生達がショップのテラスにいるだけで異世界にきたかのように思います。みんなは大体火曜日や週末に来ることが多いのでみなさんも積極的にコミュニケーションを図ってみてください。僕も会話できるほどの語学力を持っていませんが単語とジェスチャーでみんなと楽しくボート上で過ごしていますからなんとかなるもんですよ。


5月19日(水) 雨

天気は今日もグズついてはいましたが心配されていた台風2号は関西圏に直撃しない進路をとってくれたようでほっと胸をなでおろす事ができました。しかし、このところの雨の影響でテラスの前のビーチが大変なんです。前にもドッグスタートできそうと書いた記憶がありますが現在はそれよりも水嵩が増しビーチは半分くらいになり桟橋へと行く渡り道が浸水していて天気の良くなる週末に早くなって欲しいものです。さて、シーズは今こんな感じにはなっていますけどもスクールは天候などとは関係なく熱く行なわれています。今日は和歌山大会に参戦する奥邨さんと山岸さんが特に絶好調でした。いままで担当してきたなかでも1番といっていいほどで奥邨さんは持ち技が全てこれでもかというほどの大きさで決まりメイク率の余り良くなかったTS540もでかさ&着水を文句なしに全て決まり、芦屋浜大会ではあと1歩の4位でありましたがこの仕上がり状態をみると充分表彰台も狙えそうな手ごたえでありました。そして、最近悩みがちのライディングをしてきた山岸さんも持ち技を全て決めるとともにいつも以上の安定感を見せてくれました。2人とも滑り終えた後の表情を見ていると力強さを感じ本当良い顔つきでした。これも冬季寒さが厳しい中でも頑張ってきた成果なのでしょうね。本当、冬季も休まず頑張ってきたメンバーの成果が眼に見て分かることが僕達インストラクターにとっても嬉しいかぎりです。

5月20日(木) 曇り後雨

最近のダイアリーの冒頭では天候のことを悪い悪いとふれてしまっていて雨のことばかり過敏に気がまわっていたのですが雨があがった時にシーズを囲む山々を見渡してみるとすっかりと新緑が映えてきたのに気付きました。この山々の色を見ていると昔お手伝いをするために電車に乗ってみていた光景を思い出してしまいます。僕も色々な場所で過ごしてきたのですが記憶と知っているかぎりではこの緑の深さは1番と言っても良いほどで、早く陽の光を浴びた状態での山々を目にしたいものですし皆さんにもご覧になってもらいたいです。それでは今日のスクールではいつもは週末のトーイングがメインとなっている水本プロが来られました。昨年末、怪我をされ今シーズンのダイアリーでもあまり顔をだす機会が少なかったのですが個々最近本来の滑りも取り戻してくるとともにNEW久しぶりに今日NEWトリックをメイクすることができました。まさしく完全復活ということですね。最近では水本プロを含め怪我に泣いてきたメンバーが再び帰ってくるとともに復調をみせてきてくれることもまた喜びを感じてしまいます。それでは怪我をされてるみなさんは焦らず治し、頑張っているみなさんは疲労の溜まらないように体のケアーを怠らないようにし、もうすぐそばまで来ている夏を迎えましょう。

521日(金) 晴れ

台風の襲撃はかわされたようで、一安心の朝です。しかし、このところの雨続きで川から土砂やゴミが流されてきているのかちょっと琵琶湖の顔が汚れています。これも自然ですから仕方ないですね。今日は広島から単身ウェイク留学にきている小原さんがやってくれました。寺崎プロ、清水君、小端さんと4人でショップ前でライディング。少しばたついていたので、キャリアの浅い小原さんにはフェイキーの練習を提案しました。すると、意外にもスイスイとボードコントロールが出来ています。なかなかのセンスを感じました。しばらくフェイキーのスラロームを練習して波の端から端までいけるようになると、それなら180に挑戦!と寺崎プロのレクチャーを受けてT/S1wake180に挑戦です。ハンドルと腰の位置関係を大事にしていざ挑戦してみると、なんと一発で初メイクです。これにはボートも大盛り上がり。しかも、その後何回かTRYしましたが全て成功です。お見事!!早速、シーズクラブマジックが出たようです。小原さん、おめでとうございます。


522日(土) 晴れのち曇り、一時雨

昨日に引き続き今日も初メイクが出ました。先ずは横山さんです。密かに練習していたH/Sグラブ180。特に一生懸命に打ち続けていたわけではなく、毎回1ラウンドに1〜2本のペースでじわじわと育てていたトリックです。グラブは奥が深く、握る場所やボードと上体の位置関係、ポークやシフトのアクセントなど、こだわりだすとなかなか難しくすぐには身に付きません。横山さんのように地道にコツコツと練習していって身に付けていくトリックですね。考えようによってはクールなグラブはインバートやスピンよりも高い技術が必要となり、スタイルをアピールすることが出来るトリックです。そしてベテランズの新星・山下さんがT/S360を初メイクしました。前回に初トライしてコテンパンにやられ、リベンジに燃えていたようです。前日からイメトレを何度も繰り返し、ビーチに着くなりトランポリンで汗が流れるほど練習していました。そして、いざ本番。何と!本人もビックリの一発メイクでした。しっかりと2wakeを越え綺麗なローテーションでまわっており、着水もBADチェックなしの見事な360でした。皆さん、日頃の成果が着実に実を結んできていますね。

523日(日) 晴れ時々曇り

ようやく日曜日が晴天になりました。今シーズンがウェイクデビューの人も大勢来られ、ビーチは早朝から大賑わいです。今日デビューの人は全部で7人と、TOPシーズンの到来を予感させます。安高さんと豊田さんもそのうちのお二人で、デビュー戦だからと一本のみの申し込みで明日の仕事を配慮したみたいです。久しぶりのウェイクで身体が思うように動くはずもなく、例に漏れず「体力が〜・・・」と冬場のなまった身体を嘆いておられました。また、昨年は12月まで来られていた大木さん坂本さんもデビュー戦です。こちらのお二人はセミドライスーツをオーダーしたままシーズンオフに入り、本日ようやく商品の受け渡しとなりました。今日はあたたかくタッパーの人もいましたが、「せっかくだから」とセミドライを着てのライディングです。水に入った瞬間はよかったようですが、ライディングを終えると汗まみれ。水が一滴も浸入せずにさしずめサウナスーツを着てライディングしている気分でしょうね。二人の次のお買い物はもちろんマイボードのGETを狙っているそうです。

5月24日(月) 晴れ

5月も残り1週間となりましたね。心配される梅雨も九州のほうから始まりつつあると天気予報ではいっていたのですが関西圏はそんなそぶりもみせず今日も太陽が顔をだし今年は昨年とは打って変わってすぐに夏になるのではと期待がもてそうです。スクール生達のウェアーもそれぞれとなりましてセミドライスーツを着ている姿が暑苦しくも感じます。この前なんてセミドライスーツを着て滑っているスクール生の額から汗を掻いていたんですよ。マリンスポーツでこんな光景を見るなんて思ってもみなく不思議な光景に遭遇してしまいました。そして、峠プロはサーフパンツ1枚の真夏バージョンともなりスクール生達を驚かせていましたが本人的には「全然平気!!」というくらいでウェットスーツ姿を見ることはしばらくの間おあずけになりそうです。その姿もあり、小原さんもメタライトラッシュを羽織るだけでもありましたし僕も真似して滑ったのですが滑った時間が悪かった・・・ 日暮れということで気温が下がった為にチワワのように小刻みに震える始末となってしまいました。このダイアリーからこれからのウェアーの参考にしてみてください。

5月25日(火) 晴れ

今日も夏日といえる日差しに日中差し込んできて肌への刺激もいままでとは比べられないものとなってきました。この時期、紫外線が最も強い時期でもありますので特に女性のみなさん気をつけて下さいね。さあ、スクールでは鵜野さんが色々なことに試して研究している姿が印象的でありました。まずは一緒にボートに乗っている寺崎プロがHS180のかえしでBSサーフェイスをしているとそれに刺激されここから鵜野さんの心に火がつきそれを真似するところから始まりました。これをいとも簡単に決めるとともにそれをカットに取り混ぜるなど独創的なものになってきました。これまでも1昨年前に発売されたビデオ「ナチュラルボーンスリラーズ」でダニエル=ハーフがやっていたHSでウェイキへと向かいながら途中サーフェイス180でTSに切り返し飛ぶというということを真似していて今では2ウェイキを軽く越えるようまでなってきました。さすがウェイク研究家といいましょうか今日のライディングによってまた新しいことに挑戦し続けていきそうです。みなさんも研究を重ねたまにはイメージビデオで行なわれているささいなことを試してみてください。結構簡単に出来ることもありますし自分の幅が広がっていきますよ。

526日(水) 快晴

今日は朝から雲ひとつなく、水面もベタベタの最高のロケーションです。そして、それを狙ってたかのように馬川さんと山岸さん小原さんの3人が9時半過ぎにはショップへ来られていました。天気の良さに期待して家を早くにでたのでしょうか?その甲斐あってか、この景色を見てはウズウズしてくるでしょう。早速、着替えてスタンバイOKです。久しぶりの馬川さんが一番手です。ベタベタの面なのでボートは蓬莱まで旋回なしの一直線で走っています。しばらく間が空いたせいか馬川さんは開始10分を待たずにヘトヘトになっていましたが、この水面を満喫するように気持ちよさそうに滑っています。続く山岸さんも高いエアーを連発して課題のフロントロールも一発メイクでご機嫌なライディングです。小原さんも皆に負けじと先日初メイクしたT/S180に果敢にチャレンジ。2wakeも狙っていました。この頃になると気温もグングンと上がってきてタッパーの小原さんでも「暑い」と言ってました。昼からは奥邨さん高安くんの登場です。今日の奥邨さんは超・ご機嫌でした。大会前の調整練習でB/Sからはバックロール、ローリバ、タントラム、360F/Sからはスケアクロウ、360540とがんがんメイクしています。このライディングが本番でも発揮できれば表彰台は間違いなし!?頑張れ奥邨さんPS:マーブルの赤ちゃん初お披露目です。


5月27日(木) 晴れ

先週とは打って変わって暑い日が続いてくれていますね。僕たちスッタフも上半身を裸でドライバーをしている時間が増えてきて肌の色も早くも小麦色を越えていきそうな感じになってきました。いままでT−シャツを着たりカッパを着たりとバラバラだったのでようやく職人ヤケから脱出できそうです。しかし、普段外で仕事をされていないみなさんは日差しには気をつけてくださいね。この前なんて上半身を裸にしていたスクール生が日差しを集中して浴びやすい肩や胸が真っ赤となりなんとも痛いたしそうでした。僕も昔日本よりも数倍紫外線が強いオーストラリアにいって日焼け止め等を塗らずに半日ビーチで遊んでいると次の日には水脹れができたり肌が痒くて眠れなかったりした経験があります。本当、今時期甘くみないほうがいいですよ。それはそうと、関西ブロック第2戦和歌山大会までカウントダウンがはじまりました。スケジュールも発表され初日の土曜日各クラスの予選が全て行なわれるため9時くらいからスタートされていきます。今日練習しにこられた大会に参戦する高安君、住井お姉ちゃんの2人は京都に住んでいることあり3時くらいに出発かなと少々苦い顔を浮かべていました。応援に駆けつけるみなさんも朝早いと思いますが現地に到着するまで気をつけてくださいね。

5月28日(金) 快晴

今日も快晴&ベタベタのお天気です。初夏と初秋の年2回訪れるウェイクボード最高のシーズンIN琵琶湖です。カラッとした空気、晴れ渡る空、澄んだ水、セミドライを脱いで身体がらくらく。もちろん、この季節は無風の日が多く、コンディションは抜群です。そんな気持ちのいい日にレディースボーダーが集まり、琵琶湖を独占しました。どこを走っても、どこまで走ってもベタベタ。寺崎プロ、すやこプロ、水本プロ、そしてウェイク留学中の小原さんの4人でセッションです。小原さんにとっては3人のレディース・プロとのセッションとあって少々、緊張気味です。しかし、すやこプロの豪快なインバート、水本プロのスピン、寺崎プロのスムーズなライディングを生で見られて、勉強&吸収することがたくさんあって大喜びです。やはり、目に焼き付けるイメトレが効果抜群です。「目で見て覚える」今まで多くのプロを輩出してきたシーズクラブの伝家の宝刀です。小原さんにとってはとてもラッキーな一日でしょう。しかも今日はウェイク・パラダイス状態になっています。みんなのモチベーション&テンションもMAXまで発揮できて楽しく、刺激的な一日だったでしょうね。

5月29日(土) 曇り

5月最後の週末となりトップシーズンが到来という感じで今日のスクールでは久しぶりというメンバーが多くこられボートも1日中走り回っていました。特に嬉しかったのが渡辺涼子さんの復活!!1昨年前にスノーボードで脳挫傷になりウェイクは出来ないということで寂しそうな姿をしていたのが記憶に残っているのですが「スタート出来るかな?」といいながら嬉しそうにボートに乗り込んでいました。トーイングを終えた後も「スタートできたよ。」といいながら笑顔でいてくれたことが印象的でした。そして、他にも仕事が変わり中々来ることが出来なかった宮本君も同じ時間となった仲の良い菅生君や住井お姉ちゃんとセッションができ最初は「前回、2ウェイキもまともに飛べなかった。」と不安げな感じから始まっていたのですが乗っているみんなが「おぉぉ!!」というほどグラブもガッチリもっていて宮本君自身も驚いていて満足そうでした。本当、色々な理由がありますが復活を遂げ満足して遊んでくれることが僕達にとっても嬉しい限りであります。まだ見ぬみなさんシーズクラブはいつでも待っていますよ。

5月30日(日) 曇りのち晴れ

天気予報では昼から大雨が降ると言ってましたが、シーズクラブは予約のお客さんでいっぱいです。今週の日曜日の早朝トーイングは7時半スタートです。抜群のコンディションの中、今シーズン初登場の大前さんが燃えています。ヒールサイドからはバックロール、ローリバ、タントラム、レイリー、フロントフリップ、オフアクシス、トゥサイドからはフロントロール、スケアクロウ、コークスクリューととにかく色んなトリックに挑戦しています。そしてラストにワイリーバードと皆のテンションをイッキに加速させるライディングでした。そして今日は久しぶりに寺地さんと山岸さんのセッションになりました。二人の話によると約2年ほど一緒に滑ってなかったらしく、お互いの成長ぶりに新鮮な驚きを見せていました。昼前になって雨の心配をしていましたが、雲はどんどん薄くなっていき、時折晴れ間が見えるくらいに回復してきています。天気予報はハズレでしたね。お昼になると、シーズクラブに初登場の上村さん、平井さん夫妻、新道さんの4人がライディング。中でも新道さんはウェイク初挑戦でしたが見事にライディングしていました。なかなかのセンスですね。そろそろ、こんな風にレジャー派のお客さんも増えてシーズクラブはますます賑やかになってきます。

 
ちょっと待ってね